マニュアル作成・プロジェクト

内部統制入門Navi業務改善マニュアル化作成準備構想・推進

現状把握 構想・推進 マニュアルの体系化 フォーマットの決定

構想・推進

全体の構想

 現状把握の結果をもとに、範囲・対象者・種類・目的などを大まかに決めマニュアルをイメージ化し、作業日数・必要人員・完成予定時期等の基本案を決定します。

構想項目 例

  • マニュアル作成の範囲(特定の業務・部署)
  • 種類・目的(基本教育・指導手順・ノウハウの集積・内部統制システムの構築)
  • 誰を対象とするか(新人・指導者・各担当者)
  • 作業日数・必要人員・構成メンバー
  • 完成予定時期
  • 完成マニュアルのイメージ

推進組織の編成

 実際にマニュアルを作成するには、プロジェクト(推進委員会)を立ち上げなければ始まりません。作成するマニュアルの規模や種類により異なりますが、全社的な作成となれば、委員長をトップとしてその下に各委員が置かれ、更にその下に実務作業者が配置されます。また、登録・改訂、その後の指導・教育等を全社的に管轄する事務局も必要となります。
 委員長は役員級の者、委員は各部門の役職者、実務作業者は各業務担当者、事務局は総務部門や管理部門 などが一般的に考えられます。

マニュアル作成・プロジェクト

  これらの主要な構成メンバーは、第一線の業務担当者で構成される必要があります。なぜなら、企業における最高のノウハウ・技術・コツは第一線の業務担当者が知っているからです。マニュアルは、構成メンバーのレベル以上の品質に完成することはありませんので、構成メンバーの選択がマニュアルの質に大きく左右し、完成後に実際の現場で活用されるか、お飾りとなってしまうかが決まると言って過言ではありません。
 優秀な業務担当者の協力なくして、価値あるマニュアルが作成できないのです。

 ただし、以下の問題点もあります

問題点

  • 第一線の業務担当者の確保が難しい
  • 臨時のメンバーであるため、解散後、急激に求心力を失う
  • 日程調整が合わせ難い
  • 社員同士であり、リーダーシップが発揮し難い
  • 特殊・専門的なものとなり、新人社員などに理解できない

 これらの対策として、事務局が日程や意見調整のリーダーシップとったり、外部の専門家をアドバイザーとして招くなどがあります。

マニュアル作成基本研修

 プロジェクトに集まった人達は、第一線の業務担当者ではありますが、マニュアル作成(文書化)については不慣れであったり、マニュアルの必要性も理解していない場合があるので、研修などをひらき共通の理解を持ってもらう必要があります。内容としては、2時間程度の基本項目の理解で十分です。

研修項目 例

  • マニュアルの必要性
  • 目標・目的・期待
  • 業務改善の基本
  • 現状・問題点を把握する目
  • 大まかなスケジュール など

マニュアル作成・プロジェクト現状把握

マニュアルの体系化マニュアル作成・プロジェクト