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フォーマットの決定

マニュアルの形態

 マニュアルの形状は用途や種類によって異なるが、社内に常備される業務マニュアルについては、若干の幅を持たせるにしても、その大きさや保存方法は統一したほうが、差し替えや改訂に便利です。
 一般的には、A4サイズの大きさで、用途に応じバインダー方式か小冊子方式のいずれかになります。頻繁に差し替えが行われ、部署ごとに数冊程度置かれているものには、差し替えが便利なバインダー形式とし、従業員全員に配布するものについては、低コストで持ち運びが便利な小冊子方式を選択します。

マニュアル,フォーマット

 

書式・記述の統一

文章の結び

『です・ます』

 語りかけるような口調で、やさしい感じになります。一般的に、マニュアルではこの『です・ます』調が多く使われています。

『である・だ』

 確信をもって言い切り、権威のある感じになります。高度な知識マニュアルや論理的なマニュアルなどで使われます。

用語・言葉

 古い表現や専門用語はなるべく避けるか、説明を加えるようにする。
 普段使用している用語や言葉を用いてもかまわないが、店舗や担当者によって使用する用語や、意味合いが異なる場合は統一するか、もしくは注記をする。
 担当者の違いにより、各マニュアルで用語の意味が異なる、同じ意味の用語が複数用いられていることなどがないようにする。

用字の統一

及び および
又は または
若しくは もしくは
並びに ならびに
但し ただし
更に さらに
コンピューター コンピュータ
○○部門、所属長 ○○部、上司(上長)

基本レイアウトの設定

 統一感があり、読み易く活用されるマニュアルの作成には、レイアウトを工夫し、統一することが求められます。

項目番号

 Ⅰ→1→(1)→①→ア   など

フォントサイズ

 大項目、中項目、小項目、見出し文、通常文 のフォントサイズ

構成

 見出し、担当部署、担当者、施行日、改訂日 の記載位置
 行間の幅、表図やイラストの利用方法 など

 

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