企業不祥事・信用性
内部統制入門Navi>内部統制の要請>企業不祥事の続発
揺らぐ企業ブランド(信頼性) 近年、企業の不祥事が相次いで発生しテレビや新聞等の紙面を賑わしています。社長が「この度はご迷惑をおかけして申し訳ありません」と、頭を下げる場面を目にすることが多々あります。 例えば雪印乳業が起こした集団食中毒事件は、15,000人もの被害者を出しその調査では、自ら定めたマニュアルを守らず、2.3週間の間バルブの洗浄を怠り、また返品された製品を再利用するための開封作業を屋外の手作業で行なっていたなど、次々とそのずさんな衛生管理状態が明らかとなりました。 かつては誰もが「雪印マーク(スノーブランド)」と絶対的な信頼を得ていた企業が、この事件により消費者からの信頼を失い、商品は次々と排除され店頭に並ぶ事さえ許されないマークとなってしまったのです。 最近発覚した企業不祥事はこの他にも、『三菱自動車工業のリコール隠し』『西武鉄道の有価証券報告書虚偽記載』、『カネボウの粉飾決算』、『ライブドア粉飾決算』、『JR西日本の列車脱線事故』、『耐震強度偽装事件』、『明治安田生命の保険金未払い』、海外では『エンロン・ワールドコムの粉飾決算』と枚挙に暇がなく、その後も一向にとどまる気配がありません。
この『雪印食中毒事件』の原因は正確なところは判明していません。そんな中事件直後、毎日新聞社に雪印社員の家族からの手紙が送られてきました。 同社の衛生管理がずさんだったことは間違いありませんが、その原因として数人の人為的ミス(マニュアル通りに掃除をしていなかった)ということだけではなく、他のいくつかの要因が複雑に絡み起きたもので、手紙の内容からもこの事故の背景にはもっと重大な問題が潜んでいると考えられます。 |
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